訪問診療

痛い。助けて・・・。

大切な人のSOSに気付いて

次のような方々をご存知ないですか?

✔︎ 大切な人が家で寝たきりになっている
✔︎ ケガや病気で日中に通院できず困っている
✔︎ 何年も歯科に通っていない家族がいる
✔︎ 家族の介護で口腔ケアに困っている

訪問診療とは、以前から「往診(おうしん)」と呼ばれていた医療サービスの事です。

以前は歯科医師、歯科衛生士の数も少なく、一地域における歯科医院の数も不足していました。

歯科は診療内容の多くが外科に特化しており、診療所でないとできない処置が多いのも理由であったと思います。

しかし今では、持ち運びのできるポータブル機器も数多く登場し、診療所外でもできる診療が増えてきました。自院でもいくつか採用しております。

そして皆様もご存知のとおり、歯科医院の数は日本の高度経済成長と共に急激に増加し、その数は「コンビニよりも多い」とまで揶揄されるようになりました。でもそれはきっと、今のこの社会のために必然的に起こったものだとも言えると思います。

日本社会全体の平均寿命の延長に伴い、高齢化が加速したこの日本国では「老老介護」という言葉や「介護疲れ」等のワードが後をたちません。そこに追い討ちをかけるように「少子化」、「働き手の不足」等々。一体全体、この国はどうなってしまうのでしょうか…。

それでも私達は生きている限り、食べなければなりません。子供から大人まで、全ての人が毎日「食べる」という行為を実行しています。「食べる」には人を元気にしたり、ケガや病気を治したりする力があります。

今までの当たり前が目まぐるしく変化する現代においても、変わらずに必要なその「食べる」という当たり前を守るために。私達歯科はその数を増やし、維持してきました。

訪問診療というと、つい治療行為を想像してしまいますがそれだけではありません。口腔ケアや口腔ケアの仕方指導等も訪問診療内容に含まれます。

通院できない特別な事情(日々の生活に介護が必要、ケガや病気でほぼ出かけられない)等の理由が必要となりますが、訪問診療は国民健康保険が使えます。

もし、あなた自身やあなたの身の回りの方で、歯科を受診したくて困っている、という方がおられましたら、当院までご一報ください。